簡単にできる子供のものの片付け・収納のコツ

片付け

子どものおもちゃが散乱して片付かない、片付けてと言っても片付けてくれない、
そんなことは無いでしょうか。

私はつい2か月前までそんな状態でした。

リビングにの一角に、子供のおもちゃコーナーがあります。
子供がおもちゃを広げ、片付けてくれないので、そのことがとてもストレスになっていました。

ですが、ある気づきがあった+仕組みを取り入れたことで、夜のうちにリビングの散らかりをリセットし、朝すっきりとした状態で迎えられるようになった状態が、2カ月続いています。(子どもが生まれてから、5年かかりました・・泣)

まだ試行錯誤中ですが、この記事では、色々な方法を試してみて一番うまくいった具体的な方法と、お勧めの収納グッズをご紹介します。




子どものものが楽に片付けられる具体的な方法

具体的な方法はこちらになります。

1.おもちゃの数を減らす
2.細かいカテゴリーで分けない
3.おもちゃ・物の帰る場所を決め、スペースに余裕を持つ
4.こどもへの片付けは、時間を計って「お片付けゲーム」にする
5.声かけは3つのポイントを意識する
6.片付いていると出来る遊びをして、片付けると楽しいと感じてもらう
7.片付いていると気持ちがいいこと、できた自信をもってもらう

 

1.おもちゃ・物の数を減らす

これは王道ですが、やはり一番最初にやるのにおすすめなのは、物の数を減らすことです。

子供のおもちゃは、どれが「現役」か判断が難しい物の1つだと感じています。

子供はその時の気分で、例えば昔に買ったおもちゃも、また取り出して遊ぶということがあるからです。

うちも、リビングに色々なおもちゃを置いていました。

でも、やはり目にした時には遊ぶおもちゃだとしても、数が多すぎて、子供が片付けられないということがわかりました。

ある時、家族でおもちゃの片付けをしていて、夫がとにかく数を減らそう、とざっとおもちゃを別の部屋に持って行きました。

するとおもちゃの棚がすっきりとし、子供たちだけでも片付けられました。

子供も、リビングの棚からおもちゃが少なくなっても、特に不満は示さず、今棚にあるおもちゃで遊び、終わったら片付けられるようになりました。

数を減らすときは、子供に「これ2階に持っていこうか?」と合意をとることもあれば、何も言わずに移動させてしまう時もあります。

その時特に気に入っているおもちゃがリビングにあれば、うちはまだ小さいからか、移動させても特に気にしていないようです。

別の部屋に持っていったおもちゃは、子供がリビングのおもちゃに飽きた時や、別の部屋に行ったとき、自分たちでリビングに持ってきます。

その時に、リビングにあったおもちゃと交換すると、飽きずに使えるのではと思います。雨の日などに、総入れ替えなどするのもいいですね。

 

2.細かいカテゴリーで分けない

素敵な子どものグッズ収納をされている方などの写真を参考に、おもちゃを入れるカゴにカテゴリーが分かるよう絵をつけて、それに戻すというのを真似してやってみました。

それは、ある物については上手くいき、ある物については上手くいきませんでした。

・上手くいったもの:クレヨン、クーピーなど文房具

・上手くいかなかったもの:ブロック、おままごとなど

カテゴリー別に箱に戻すことをしていたとき、アンパンマンブロックと、しまじろうのブロックと、おままごとのおもちゃなど、色々混ざった状態から、それぞれを分けて戻すことに時間を費やしていました。

なんで混ぜるんだろう・・と思っていましたが、ある時子供と遊んでいて気がつきました。子供は1つのおもちゃを、色んな形で見立てて使うということです。

子供とピクニックごっこをしていたとき、子供は色々なブロックも、おままごとセットの食べ物と同様に、食べ物として見立てて遊んでいました。

四角いブロックを、「はい、ママジュースですよ」と渡してくれました。子供は見立てて遊ぶ天才です。そのため、色々なカテゴリーのおもちゃが全部混ざってしまうのだと(やっと)気づきました。

子供の頭の柔軟さに感動したのと同時に、細かくそれを分類しているのは無駄だなということに気がつきました。ブロックは、ブロックにしか見えないのは大人の頭の固さなのだなと分かりました。

それ以来、子供が色んなおもちゃを混在させたときは、そのまま箱に戻すだけにすることにしました。次の日も、同じおもちゃのセットで続きの遊びをすることが多いというのもあります。

ただ、あまりごちゃごちゃしすぎていると雑然として、子供も物を大切に扱わなくなってしまうと思うので、時々は一緒に「分類ゲーム」をして、カテゴリーに分けた状態にすると良いと思います。

一方、文房具類は、やはり決まった箱に戻すというのは子供にとってもわかりやすいようで、カテゴリー表示の箱を使う方法は上手くいっています。

逆に、「おもちゃを入れるカゴにそのおもちゃの写真を貼る」ことは、私には上手くいきませんでした。まず、おもちゃがすぐ変わりますし、写真を撮って印刷している暇があったら、絵を描いた方が早いと思いました。

 

3.おもちゃ・子供のものが帰る場所を決め、スペースに余裕を持つ

大人の片づけと同じですが、やはりおもちゃの住所を決めておくと、子供にとって分かりやすいので、棚に印をつけておくのも1つの良いアイディアです。

ただ、子供のものは、入れ替えの頻度が高いと思います。折り紙にはまると作品ボックス置き場が必要になったり、別の部屋からおもちゃを持ってきたり、大人のものと比べて、住所を決めるのも難しいです。

そのため、私はとにかく入れ替えが頻繁にあるものとして、棚に印はつけずに、3段ある棚に何を置くか大枠だけ決めておきますが、細かい場所は決めていません。

それより、スペースに余白を持たせることを重視しています。

 

4.片付けは、時間を計って「お片付けゲーム」にする

年長の娘は、こどもちゃれんじをやっています。実は2カ月前から片付くようになった理由は、こどもちゃれんじの4月号の教材についていた、時間が測れるタイマーが付いた時計のおもちゃです。

このおもちゃのおかげで、どれだけの幸せ&時間が得られたか、、ベネッセさん様様です。

この時計は、1分から5分まで測れるタイムアタックと呼ばれる機能があります。

スタートを押すと、「てきぱきタイマースタート!」と言ってくれたり、励ましの言葉をかけてくれたり、セットした時間内に「出来たボタン」を押すと時計が「やったねー!」と褒めてくれます。

うちは夜これを使って、みんなでタイムアタックしよう、と話して時間内に全員で片付けをするゲームをしています。

最近は5分で、おもちゃは棚に戻せるようになりました。(ざっくり収納です)タイムアタックがうまくいった後は全員で輪になって喜びます。

片付けも時間を計って、それを達成することをゲームにするといいと楽しめます。

 

5.子供への声かけは3つのポイントを意識する

3つのポイントは以下になります。

1.「一緒に」と言って片付ける
2.おもちゃの気持ちになる
3.おもちゃのいる世界に入る

 

1.「一緒に」と言って片付ける

テレビで子供に何かをやってもらうためには、「一緒に」という言葉が大切というのをやっていました。

私もそれを知ってから、「片付けしてよ」ではなく、「一緒に片付けよう」というようにしたところ、子供は前より動いてくれるようになった気がします。

片付けゲームも、実は私はキッチンの片付けなどをしていて、おもちゃの片付けは一緒にしていない時もあるのですが、みんなで一緒に片付けてる感じが良いようです。

 

2.おもちゃの気持ちになる

小さい子むけですが、「おもちゃがおうちに帰りたがっているよ」などの声掛けをすると、子どもはおもちゃが寂しくならないように、と棚に戻してくれることが多いです。

 

3.おもちゃのいる世界に入る

息子は電車が大好きなので、電車のおもちゃを片付ける時は、
「山手線が車両基地に戻るよ」
「京浜東北線は、終電が出て帰るみたいだね」など言うと、息子は納得してくれました。

 

6.片付いていないとできない遊びをして、片付けると楽しいことが出来ると分かってもらう

リビングが片付いた後にはおもちゃが片付いていないとできないゲームをするのも効果的です。鬼ごっこや椅子取りゲーム、フルーツバスケットなどです。

子供たちは、おもちゃが片付くとスペースが必要な遊びができるというのを理解しているので、片付け終わったら、氷鬼やろうね!など言ってそれを楽しみに片付けてくれるようになりました。

 

7.片付いていると気持ちがいいこと、できた自信をもってもらう

片付いていると気持ちがいいね、と一緒に喜びを共有しあうことも次につながります。
また、「片付けられたね!」とほめると、片付けられる自分への自信が付きます。
子供は飽きっぽいので、この方法もいつまで続くか分かりませんが、とりあえず2カ月は続いています。

注意点として、ある遊びに夢中になっている最中は、やはりそれを中断させるのは難しいです。
そのため、私は、時間的に難しいと判断した場合は、片付けは次の日に回すと割り切っています。
あまり完璧を目指さずに、出来る範囲で片づけをして、子供と自分が幸せに感じる方を優先しています。

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