私は、ティファールの圧力鍋を愛用していて、もう10年になります。
十分便利だなと思っていたので、ホットクックは無くてもいいかな、、と思っていたのですが、ホットクックの評判を聞いて使ってみたいなと思い始め、2年程前ホットクックも購入しました。
その後、両方を使っているうちに、ホットクックと圧力鍋の違いが分かってきたので、この記事では、2つの違いやおすすめポイントについて紹介したいと思います。

ホットクックと圧力鍋どっちがいいの?
ホットクックと圧力鍋はどう違うの?
ホットクックと圧力鍋、どちらがおすすめ?

圧力鍋は約10年、ホットクックは2年程使った私が、違いやおすすめポイントをご紹介します!
1.ホットクックと圧力鍋の共通点・違う点
ホットクックと圧力鍋には、共通点と違う点があります。
カレーや肉じゃが、筑前煮、角煮などが、どちらを使っても美味しく、時短で作れます。
・ホットクックは食材を入れてスイッチを押した後は完全に放っておける。
ただし調理時間はそれなりにかかる
・圧力鍋は、お鍋の内部を100℃以上にして圧力をかけることで、調理時間が短縮できる。
ただし、ほったらかしにはできない
というところだと思います。違いをもう少し詳しく見ていきます。
2.ホットクックと圧力鍋の違い・特徴の比較
ホットクックと圧力鍋の違い・特徴を表にしてみました。
ホットクック | 圧力鍋 | |
おすすめポイント | ①スイッチを押した後、料理ができるまで完全にほったらかすことができる。
②予約調理ができるので、好きなタイミングで料理ができあがる |
①普通のお鍋と比べて、加熱調理の時間を短縮できる
=料理が出来上がるまでの時間がホットクックより短い
|
デメリット | 調理中、ほったらかすことはできるけれど、調理時間はそれなりにかかる | 火を使ったり、圧力がかかるので、調理中完全にほったらかしはできない |
大きさ・置く場所 | △
タイプにもよるけれど、大きめ 電源がとれる場所が必要 |
〇
普通のお鍋を少し大きくしたくらい
|
お手入れ | 〇
内鍋・まぜ技ユニット・内ぶた・水受け パーツ数は圧力鍋に比べて多いけれど、まぜ技ユニットと内蓋は食洗機OKなので楽。 水受けは軽くすすぐくらいでいい |
△
お鍋・蓋 圧力鍋の蓋は、色々な溝があったり複雑なつくりなので、洗うのがけっこう負担で、汚れやすい お鍋自体はシンプルなので、そこまで大変さはない |
特徴 | ・無水調理ができるので野菜いや食材の栄養が残る
・低温調理・発酵調理ができるのでとても柔らかい煮物や、 ヨーグルト甘酒なども作れる ・1℃単位での温度調節が可能 ・まぜ技ユニットがあるので低い温度で混ぜ続けるホワイトソースなどの調理が得意 |
・炒めたり、焼いてから煮る、という工程があるほうが美味しい料理は、焼く→煮る、がホットクックより簡単にできる
ホットクックは、焼き目をつけることは向いていない。 例:焼き豚
|
3.ホットクックと圧力鍋でカレーを作る工程の違いと所要時間
ホットクック圧力鍋でカレーを作る場合の工程の違いとそれぞれの所要時間(目安)を比べてみました。
ホットクックの場合
工程 | 所要時間(目安) |
1.食材を洗ったり、切って準備する | 10分 |
2.ホットクックのお鍋に入れる | 2分 |
3.自動メニューのチキンと野菜のカレーを選んでセットする | 1時間10分 |
合計 | 約1時間20分 |
圧力鍋の場合
工程 | 所要時間(目安) |
1.食材を洗ったり、切って準備する | 10分 |
2.圧力鍋に入れて炒める | 7分 |
3.お水を入れて火をつけて、強火にする | 1分 |
4.圧力がかかったら弱火にして、3分煮る | 5分+3分 |
5.火を止めて、圧力が下がるのを待って蓋を開ける | 4分 |
6.ルーを入れて数分混ぜながら煮込んで出来上がりです | 7分 |
合計 | 約40分 |
所要時間は、ホットクックは約1時間20分、圧力鍋は約40分で、圧力鍋の方が短いので、急いで料理を仕上げないといけないという時に向いています。
(ただホットクックは、セット後は調理以外のことができます)
私もホットクックは調理に時間がかかるのが分かっているのに、しばしば準備を忘れていて( ;∀;)、急いで圧力鍋で作るということがあります。。
4.ホットクックと、圧力鍋で作った料理の美味しさについて
ホットクックと、圧力鍋と両方で作ったことのあるレシピで比べてみます。
1.カレー
どちらも美味しいです。 ホットクックで作るとレシピにもよりますが、玉ねぎがかなりトロトロになります。
圧力鍋の場合は具材がしっかり残っています
2. 煮豚・焼豚
どちらもおいしくできます。ホットクックでは、豚の角煮は圧力鍋で作ったときより、とろとろになりました。
一方、焼き豚は私が作ったレシピが良くなかったのか、少しパサつきがあるなと思いました。
圧力鍋で焼き豚を作る時は、焼き目をつけた後そのまま煮込み調理ができるのが楽だなと思います。
3.魚の煮物
ホットクックの場合は骨まで柔らかで美味しく出来上がりました。
圧力鍋は付属のレシピで作った場合は骨までは柔らかいものは出来ませんでした。
4.ひじきの煮物
ひじきは、圧力鍋の時は、鶏ひき肉やこんにゃくを入れて、炒めてから煮込むレシピで作っていて、味見をしながら味付けができました。
ホットクックでも先に炒めることもできるのですが、付属レシピには、炒めずに煮る作り方が紹介されていました。
それ通りに作ったところ、個人の好みですが、ちょっとコクが足りないなぁと感じてしまいました。
圧力鍋で作っていた時のように、ひき肉を入れたりすると違うのかもしれないと思います。
ちなみにひじきは、こちらのメーカーのものが、長さがあって好きです。
5.ホットクックと、圧力鍋本体の値段・電気代
ホットクックと、圧力鍋、本体の価格
ホットクックは、一番大きなサイズ(2.4L)ですと、4万円~5万5千円くらいのようです。
圧力鍋は、1万円台で買えるものが多いようです。
ホットクックの方が大分高いですが、料理は毎日すると考えると、ホットクックは十分回収できる投資だと思います。
ホットクックと、圧力鍋の電気代
ホットクックの電気代は、例えば毎日肉じゃがのようなおかずを一日2回作ったとして電気代は600円程度です。
我が家はガスなのですが、ガスは電気より高いので、ホットクックを使うほうが節約になるかと思います。
電気代については、こちらの記事にも書きました。

6.ホットクックと、圧力鍋のお手入れ方法
ホットクックの場合、洗う必要のあるものは、①内鍋 ②まぜ技ユニット ③内ぶた ④水受けです。
パーツ数は圧力鍋に比べて多いけれど、まぜ技ユニットと内蓋は食洗機OKですし、水受けは軽くすすぐくらいで大丈夫です。
圧力鍋の場合は、お鍋・蓋だけですが、蓋は、色々な溝があったり複雑なつくりなので、洗うのがけっこう負担で、汚れやすいなと思います。
コンロや壁も汚れるのがマイナスポイントです。
7.ホットクックと、圧力鍋、どっちがおすすめか
どちらがおすすめかと言うと、正直ホットクックです!
ホットクックは、セットした後完全に放っておけることや、予約調理が好きなタイミングで食べられること、低温調理・発酵調理もできることなど、おすすめポイントがたくさんあります。
でも、私は圧力鍋を手放す予定はないです。というのもやはり圧力鍋は急いでいる時にすぐ料理が出来上がるという利点がとても大きいからです。
ただ、圧力鍋は手放すつもりはないですが、ホットクックと出来ることが似ているところもあるので、新しく買う人は、2つ持つ必要はないかなと思います。
ホットクックは迷った場合レンタルもできますので試してみてもいいと思います
8.まとめ
ホットクックと圧力鍋を比較してみました。どちらもとても便利なアイテムだと思います。
ご参考になれば幸いです。
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