ビルトイン食洗機を設置したいと思っても、価格や工事費が分かりにくいですし、そもそも自分の家には設置できるのか分からないということがありますよね。
私は、昨年末(2019年)に思い切って、ビルトイン食洗機の後付け工事をお願いしたのですが、思っていたより全てのプロセスが本当に簡単でした。
据え置き型の食洗機を5年ほど使っていて、それが壊れたわけではないのに、ビルトインに変更するのはお金がもったいないかな・・と半年以上悩んでいましたが、ビルトインの工事を依頼して本当に良かったな、と今はキッチンに立つ度思っています。(お金はかかりましたが・・)
この記事では、その時かかった工事費、プロセスについてご紹介します。
ビルトイン食洗機を取り付けられるかどうか
自分の家に取り付けられるかどうかは、「ビルトイン 食洗機 取付」などで検索し、出てきた業者さんに相談するのが一番効率的です。
私は、ネットでうちのキッチンには取り付けられるのかな、と調べたりしたのですが、それは時間の無駄でした。素人に分かることではないので、すぐに専門の複数の業者の方にコンタクトを取って確認してもらうのが一番早いです。(賃貸の場合は、大家さんなどにご相談が必要かと思います。)
私の場合、5年前に大手の家電量販店に相談しました。後日、自宅に下見に来てもらったのですが、その際は「このキッチンに取り付けるのは難しい。キッチントップを外さないといけないので50万円~100万くらいかかります」と言われてしまいました。
当時は、建売の家を購入したばかりで、大がかりな工事も難しいですし、金額も高いので、ビルトインは諦め、据え置き型の食洗機(パナソニック)を購入しました。(据え置き型の食洗機自体は、とても性能や使い勝手がよく、満足していました。)
ですが、据え置き型のため、場所を取ることと、視界が妨げられることが気になっていました。うちは、キッチンの横にリビングがあるレイアウトなのですが、食洗器があるのでリビングの様子が見えづらく、子供が大きくなるたびに、ビルトインだったら良かったのになぁと思うようになりました。
子供たちが自由に動き回るようになり、料理をしている間様子が見れないことがとてもストレスに感じ、本当に取り付けられないのかと思い再度調べました。そうしたところ、ビルトイン食洗機の後付けは、結構色々な業者さんが対応していることが分かりました。
5年前、1社に相談して無理だと諦めずに、もっと調べてみればよかったと思います。
ビルトイン食洗器を後付けした際の本体・設置工事の費用
私の家の工事では、以下の金額となりました。
パナソニック食器洗浄器
NP-45MD8S標準取り付け工事パック パネル無しシルバー色 |
¥125,360 |
【オプション】300㎜引出しキャビネット THT-30BY | ¥32,281 |
【オプション】パネル | ¥10,800 |
【オプション】キャビネット分割工事 | ¥16,200 |
【オプション】電源工事(近くのコンセントより分岐) | ¥10,800 |
【オプション】専用給水 | ¥8,640 |
【オプション】専用排水 | ¥8,640 |
合計(税込) | ¥212,721 |
うちの場合は、キッチンの真ん中にあった75cm幅の3段引き出しの箇所に、45cm幅の食洗機と、30cmの引き出し2段を取り付けることになりました。
うちは、新規に取り付けたので、電源工事や給水工事も必要でした。
ビルトイン食洗機工事のポイント(業者選定・見積もり・機種選択)
ビルトイン食洗器の設置までのプロセスは以下になります。
1.見積もりを複数の業者に依頼する(すべてオンラインで完結)
2.食洗機を選ぶ(出来ればショールームに行って本物を確認する)
3.業者を決め、工事日程等を調整し、工事日を迎える
それぞれのポイントをご紹介します。
見積もりを複数の業者に依頼する(すべてオンラインで完結)
見積もりは、複数の業者さんに依頼することをお勧めします。
理由は以下の通りです。
①価格・サービス比較のため
②扱っている食洗機の機種が異なるため
業者さんの選び方
1.「ビルトイン食洗機 工事 後付け」などで検索すると色々と出てきます。
2.お住まいの場所が、サービスの対応地域なのか確認します。
3.ホームページを見て、実績・信頼感を確認
4.(特定のメーカーの機種にしたい場合は)扱っている食洗機メーカーを確認
私は、検索で上位に出てきた業者さんのホームページを見て、実績がありそうな会社さん2社に見積もりを依頼しました。どちらの業者さんも返信が早く、対応が丁寧でした。
他にも良さそうな業者さんは色々あったのですが、2社からお見積もりをいただいた時点で、金額やサービスにあまり差が無いと感じました。そのため、更に他の業者さんにお見積もりを依頼するのは自分にとっても業者さんにとっても時間の無駄になると思い、2社から決めることにしました。
見積もりの依頼方法
どちらの会社さんも、見積もり出しは、以下の通りです。
①業者さん指定の箇所の写真を撮り、また指定の箇所のサイズを測り、メールもしくはウェブフォーム上で送る
②どの箇所に食洗機をつけます、との連絡が来る。食洗機の表面につけるパネルの色等についてのメールのやりとりを数回
驚いたのは、下見や電話での確認も無しで、キッチンや電源の写真を送るだけで、食洗機がつけられるかどうか、回答が来るということでした。
また、必要な情報を送ると、すぐに見積もりを送ってくれました。工事費等は、決まったパターンのようで、特殊な依頼が無い限り、すぐ見積もりも出せるようでした。
食洗機を選ぶ(出来ればショールームに行って本物を確認する)
見積もりを依頼した業者さんから、お勧めの食洗機の機種を紹介されます。今回は、どちらの会社さんもパナソニックのものを紹介してくれました。据え置き型がパナソニックで安心感がありましたので、少しレビュー等を確認し、お勧めの機種でお願いしました。
私の場合、近所にパナソニックのショールームがあったので、行ってみて本物を確認しました。ショールーム等で実際の大きさや、引き出しの感じを確認した上で選ぶと、後悔が無いかと思います。
工事日程を決め、当日までにキッチン周りを掃除・作業スペースを確保する
工事当日は、お一人、業者の方が来てくれました。
うちはキッチンの背面が和室になっているのですが、和室から電源を取るための工事をするということになり、和室にも入られました。(ある程度掃除しておいて良かった。。)
また、食洗機を取り付ける場所だけでなく、周りのキッチンの引き出しを全て出していただきました。
朝9:30過ぎから開始し、お昼を挟んで14時くらいに工事が完了しました。(電源の場所や、事前の準備(引き出しを全て外しておくなど)により、時間は異なるようです)
おすすめビルトイン食洗器の機種
サイズについて
据置型の食洗機と違い、お鍋やフライパンも一緒に洗えるのがビルトイン食洗器の強みです。もしサイズを選べるのでしたら、深さのあるディープタイプをお勧めします。
メーカーの選び方
食洗機は、作っているメーカーがとても限られていて、据え置きタイプはパナソニック
ビルトインはPanasonic、リンナイ、あとは海外メーカーでした。
海外メーカーは、国産メーカーより大容量の物が多いようです。
自宅で使っているのは、こちらになります。
価格:152,400円 |
食器を支える爪が「あれ?」と思う箇所がややありますが、とてもきれいになりますし、お鍋等も洗えて、4人家族には十分な容量だと感じています。
電気代、水道代は、据え置き型から変更して特に増えた、減った感じは全くありませんでした。
おすすめの安全な食洗機用洗剤について紹介しました。
まとめ
まだ使える据え置き型があったので、実際に依頼するまで半年以上悩んでいましたが、工事を依頼してとても良かったと今は思っています。キッチンからリビングの様子がよく見えるようになり、お鍋やフライパンも一緒に洗えて、より幸せな気持ちと時間が生まれました。お金はかかりましたが、ビルトインに変更してよかったです。
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