子どもには良い絵本を読んであげたいですが、絵本を選ぶのって結構難しいですよね。
私は、同じ本をずっと読むのは自分が飽きてしまうという自分都合の理由(^^;)で、定期的に図書館で借りたり購入したりして、色々な絵本を読んできました。
その中で、大人としても何度も読みたいなと思ったり、感動した絵本で、4歳~6歳くらいの子ども向けのものを10作品、紹介します。
初め5歳の娘向けに選んだ本が多かったので、「女の子におすすめ」としていますが、全て男の子にもおすすめです。
1.ぼくのママはうんてんし
主人公の男の子のママは中央線の運転士で、パパは看護師さんです。
ママの誕生日に、路線橋から旗を振ってママの誕生日を祝おうと計画します。
ママは夜勤があるので、パパと子供達だけで夜過ごしている生活なども出てきます。
病院でのパパの様子や電車を運転する時のままの様子も出てきて、共働きという設定の本なのが、とても珍しいです。
クライマックスのシーンは感動して涙が出ました。電車好きの子にもおすすめです。
2.ティモシーとサラのシリーズ
ティモシーとサラは、ネズミの双子で、ふたりの家族や友達などが出てくるシリーズものの絵本です。
これまでに20冊以上出ているのですが、どの絵本もとても話がおもしろく、続いているので、娘も私も大好きですぐに続きが読みたくなります。
登場人物がそれぞれ個性的で、思いやりがあって読んでいると気持ちが温かくなります。
シリーズの中でおばあちゃんが昔働いていた時の話や、劇場を経営するデイジーさんという女性の話なども出てきます。
(デイジーさんは劇場を閉め、その後お花屋さんを開きます。)
絵が丁寧に書かれていて、とても可愛いのもおすすめポイントです。
3.発明家になった女の子マッティ
19世紀末のアメリカで活躍した女性発明家マーガレット・E.ナイトを描いたノンフィクション絵本です。
マッティは発明が大好きな女の子で、家族が困っていると色々なものを発明して問題を解決していきます。
紙袋の工場で働き始めた後、大人も驚くような機械を発明します。
マッティは生まれながらに発明が大好きということが絵本から分かります。
性別関係なく好きなことをやっていいんだ、というメッセージが伝わります。
4.300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート
生クリームにフルーツと砂糖を入れてできる簡単なデザート、ブラックベリー・フール。
300年前はどうやって作っていて、それが200年前100年前などどう変化していったのかが丁寧に描かれています。
昔は女性だけが、枝で作った泡だて器などを使って作っていたデザートが、今は誰がどうやって作って、誰と食べるようになったのか、是非見てみてください。
昔は奴隷としてデザートを作っていた時代があったということも描かれています。
時代の変化、便利な機械の登場と進化、ジェンダーの考え方の変化も分かり、子供が自然と学べます。
デザートは実際に作ってみたのですが、とっても美味しかったです。
5.はじめてのおつかい
5歳のみいちゃんが一人で牛乳を買いに行くお話です。
自転車が急にきてびっくりしたり、途中で転んでしまったり、みいちゃんの不安な気持ちが伝わります。
無事に買えたときはみいちゃん良かった~と思ってじーんとします。
少しずつ、自分だけで行動するようになる子どもを応援する内容です。
6.スイミー
小さくてかしこい魚、スイミーが悲しみを乗り越えて、他の魚たちを勇気づけ大きな魚に食べられない工夫をするお話です。
私が小さかった頃に読んでから、ずっと大好きでした。
絵がとても綺麗で、お話に引き込まれる感じがします。自然と読んでいる人を勇気づけてくれるので、男女関係なくおすすめです。
7.ちょっとだけ
弟が生まれて、一人で色々やってみようとする「なっちゃん」の姿がとてもかわいらしく、見ていて切ない気持ちになります。
弟や妹が生まれて、我慢したり、成長していく一人目の子のがんばりにじーんとします。
頑張っている「なっちゃん」がちょっとだけ、お母さんに甘えたくなる気持ちもかわいらしいです。
8.忘れられないおくりもの
みんなに頼りにされているアナグマが、手紙を残して死んでしまい、残された動物たちは悲しみにくれます。
でも、思い出を語り合ううちにアナグマが残したメッセージに気づき、元気になっていきます。
死はどういうことなのか、どう受け止めるのか、、大人もジーンとするお話です。
9.きょうはなんのひ
ある日まみこちゃんは、お母さんに秘密の手紙を残して学校に行きます。
お母さんはその手紙を見ながら謎を解いていくのですが、、
初めて読んだ時は、最後のしかけに驚きました!
優しい気持ちに、ほんわかします。
10.ふたりはともだち
私が子どもの頃からあって、大好きなシリーズです。
がまくんとカエルくんはのんびりしていて、ちょっとおとぼけなところもあります。
ともだちっていいな、と思い、読んだ後ほっこりする気持ちになります。
11.まとめ
他にも好きな絵本はたくさんあるのですが、何度も読みたいなと思う10作品選びました。
どの本も、こどもとの絵本の時間をとても楽しく、幸せなものにしてくれます。
これからも色々な本を発掘していきたいです。
幼児向け通信教育を比較しました。
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