幼児向け通信教育、色々ありますよね。どれが自分のこどもに合っているのかよく分からないということは無いでしょうか。
私の娘は、0歳の時にこどもちゃれんじベビーを始めたのですが、おもちゃとDVDがかなり多くなってきて、教材だけのシンプルな物は無いかな、、と調べた時見つけたのが幼児ポピーでした。
2歳の時から幼児ポピーを始め、3年半続けてきましたので、実際に受講してみて分かったおすすめポイント、娘の変化などを詳しく紹介します。
1.幼児ポピーおすすめポイント(まとめ)
幼児ポピーのおすすめポイント(まとめ)は4点あります。
①子供の興味をひきつけ、楽しみながら学習できる教材
②かず、もじ、こどばなどバランスの良い内容
③1,000円程度で続けやすい価格
④大きなおもちゃやDVDなどがつかないシンプルな構成
●おすすめする方
・「手頃な価格で学習の習慣づけをしたい」という方
・「おもちゃやDVDなどが不要で、教材だけが欲しい」という方
●おすすめしない方
・「思考力を鍛えたり、難易度の高い問題に取り組ませたい」という方
内容は、子供が楽しく続けられるよう基礎的なものになっています。そのため、深く考えて答えを出す、という感じではありません。そういった教材が良い場合は、Z会やこどもちゃれんじの方がいいかと思います。
幼児ポピーは、無料でおためし教材を手に入れられるので、実際に試してみるのがお勧めです。私も資料請求をして、お試し教材を使ってみましたが、しつこい勧誘などはありませんでした。
資料請求はこちらです。
2.実際に3年半続けて分かった幼児ポピーのおすすめポイント(詳細)
幼児ポピーの良いと感じたところをより詳しくご紹介します。
1.イラストや写真がたくさんあり、子供が興味を持って取り組める工夫が色々ある
●年少向け「きいどり」はこのような表紙です。
●ひらがなを楽しく覚えられるようになっています。これは、「あいうえお」が付くものにシールを貼るページです。
●年中向け「あかどり」です。ワークが2冊になります。
●季節にあった内容がとりあげられます。よく見かけるけれど、大人も知らないような春の雑草の名前を紹介しています。
●シールを使ったり、ゲーム感覚でひらがなやことばを覚えられます。
●年長向け「あおどり」の表紙です。ワークは2冊です。
●前後や上下の概念などを理解できるようになっています
●親子でできる遊びを紹介してくれます。
この「3つのヒントで何かをあてるゲーム」は、物の特徴を紹介する言い方や、色や種類などの概念を理解することができます。
何も準備がいらなくて出来る遊びを色々知っておくと、ちょっとした時にできていいですよね。
2.シールがたくさんついていて、まだ字が書けない子供でも楽しく取り組める。そのため、3歳くらいから自然と机に座る学習習慣をつけやすい。
娘はぽぴっこももちゃんを年少の前の年の1月頃から始めました。その頃は、もちろんまだ字も書けず、じっと座っていられない感じでした。
でも、ももちゃんは楽しいシールがたくさん付いていて、字が書けないこどもでも、自然と机に向かう習慣ができました。
5歳になった今も、机で学習するのは自然と出来るようになっていて、それはポピーのおかげはとても大きいと思います。
●シールを使って数について理解していきます。
3.もじ、かず、運動などその年齢に必要な内容が含まれている
ひらがなや、かず、ことばなどの基本的な内容はまんべんなく入っています。
お勧めの運動の紹介は、こどもちゃれんじでは見かけなかった内容でした。
縄跳びや逆上がりをするために、家庭でできるお勧めの運動の紹介など、まさにその時に知りたいなと思う内容が含まれていました。
●鉄棒ができるようになるためのちょっとした運動を紹介しています。
4.付録(特別教材) もあり、ワーク以外も楽しめる
かるたやすごろく、みち作りゲームなどの付録が付いてきて、ワーク本以外でも楽しめました。
●娘が特に気に入った「七福神あつめゲーム」です。おかげで、七福神の名前を覚えたり、七福神に興味を持ったりしていました。これをきっかけに「恵比寿」という駅名の由来などを話したりしました。
●年中向け「あおどり」についてきたプログラミング思考を鍛える「みちづなぎシート」です。どういう風に道のカードをつなげると、目的地に行けるかを考えます。
5.ももちゃんは、ミニえほんが付いてくる、きいどり以降は教材の中に絵本が入っている
ワークだけでなく、読み物的なものもあると楽しいですよね。ももちゃんの時は、ミニ絵本も毎月付いてきました。子供はそれもとても楽しみのようでした。
きいどり以降は、教材の本の中にお話が入っています。ワークだけでなく、読み物が入っているものとてもいいなと思いました。
●2~3歳向け「ももちゃん」の時に毎月付いてくる絵本です。内容もおもしろくて、子供は何度も読んでほしいと言いました。
6.デジタルコンテンツもある
ポピーの会員向けサイトには、色々な動画や子供向けのゲームコンテンツがあります。例えば跳び箱が飛べるようになるためにする運動など、動画で詳しく確認できてありがたいと思いました。
ゲームコンテンツも、スマホで楽しめるので、何かの待ち時間などにも出来て便利だと思いました。
7.親向け冊子がついてくる
毎月親向けの冊子が付いています。ちょっとクスッとして笑える投稿や、お悩み相談コーナー、その月の目標カレンダーも付いています。(私はカレンダーは全然使えませんでした・・)その月にやると良い遊びなども紹介されていて、とても参考になります。
8.電話で教育・学習相談を利用できる
電話での教育相談もできます。子育てって、悩むこととか迷うこととか多くありますよね。ちょっとしたこともいつでも相談できるサービスがあるのはとてもいいなと思います。
私自身、以前娘に関して悩んだことがあり相談したところ、とても参考になるアドバイスを頂けました。相談してみて、それまでのモヤモヤが解消され、前向きな気持ちになり本当に救われる思いでした。
話を聞いてくださった方は、ご自身も子育ての経験のある元先生で、親の気持ちをとても良くわかってくださる方でした。自分の親とは違う、そういう方に相談できるのも安心感があるなと思いました。
9.脳科学者・篠原菊紀氏監修&歴史があり、子供の脳にとって良い内容となっている
脳科学者の先生が監修していて、幼児期の子供の脳にとってちょうど良い内容になっています。またとても歴史があるので、色々な改善をしてきた感じがします。教材や親向けサービス、デジタルコンテンツなど、色々な面でバランスが良い教材だなと思います。
10.毎月届く楽しみがある
これはポピーだけではないですが、市販の教材を購入するのと違い、毎月届くのが楽しみで届く度に勉強する気持ちが出る様子です。
3.幼児ポピーが向いていない方
いろいろ良いところが多い幼児ポピーですが、シンプル・基礎力重視なため、向いていない方もいらっしゃると思いました。
1.思考力を鍛えたり、難易度の高い問題に取り組ませたい方
ポピーは子供が取り組みやすい内容にしてあるため、難易度は易しめで、ある程度パターンが決まっている感じがあります。
2.たくさんの教材に取り組ませたい方
子供がその気になると、数日で終わってしまうこともありました。ただ、月1,000円程度で送料もかかっているので、教材の分量はこの程度だと思います。
私の場合も、ポピーだけではちょっと足りないなと思ったところ(特にひらがなの書き、計算など)は、教材を追加で買ったり、こどもちゃれんじを併用していました。
3.おもちゃ・DVDなどが欲しい方
DVDや大きなおもちゃは付いてきません。
4.添削課題をやりたい方
Z会などは、添削課題がありますが、そういうものは無いです。
4.幼児ポピー対象年齢・料金
ポピーは、年齢ごとに教材の名前が分かれています。
幼児ポピーの対象年齢と料金は、以下になります。
コース名 | 価格(税込み) | 届くもの |
ももちゃん(2~3歳) | 980円 | 1.教材本1冊 35ページ
2.ミニえほん 3.親向け冊子 |
きいどり(年少/3~4歳) | 980円 | 1.教材本1冊 66ページ
2.特別教材(紙またはデジタル) 3.親向け冊子 |
あかどり(年中/4~5歳) | 1,100円 | 1.思考力めばえ わぁくん34ページ
2.もじ かず ことば ドリるん42ページ 3.特別教材(紙またはデジタル) 4.親向け冊子 |
あおどり(年長/5~6歳) | 1,100円 | 1.思考力めばえ わぁくん34ページ
2.もじ かず ことば ドリるん42ページ 3、特別教材(紙またはデジタル) 4.親向け冊子 |
月ごとの価格です。この他に、親向けの相談などのサービス、デジタルコンテンツなどが利用できます。
5.入会方法
1.無料資料請求をする
2.Web申し込み・電話申し込み
お支払方法は支部によって異なります。
6.まとめ
幼児向け通信教育は色々ありますが、子供がやりたいなと思う気持ちがとても大事だと思います。そういう意味でも、まずは無料の資料請求をしてみて、子供が楽しんで出来ているかどうか、いろいろ試してみるのがおすすめです。
幼児ポピーを始めてみて、本当に良く出来ているなと思うことが度々ありました。自分や夫、祖父母だけでは気づけない視点もまんべんなく含まれていて、使っていたおかげて子供たちが知ることが出来たことがたくさんあります。
ご自分の考えにあう通信教育を見つける参考になれば嬉しいです。
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