なんだか気持ちが落ち込んでしまったり、自分に自信がなくなってしまったりすることはないですか。
私は以前はそういうことがしょっちゅうありました。
仕事でミスをして後悔したり、なかなか評価をしてもらえないなと落ち込んだり、Facebookを見て、他の人と自分を比べて自分はダメダメだ・・と思ったりしていました。
そこで、自然と自己啓発や心理学の本を読んだり、ネットの記事やYoutube を見たり、セミナーに参加したり、海外の大学の講座を受講したりしました。
色々な情報を得た中で、「前向きになる言葉」に出会い、「前向きになる習慣」を行っていたら、徐々にモヤモヤする気持ちが小さくなってきました。
また、モヤモヤしたり落ち込んだ時も、どうやって対応したらいいのかが自分の中で分かってきましたので、それついて書きたいと思います。
1. おすすめの気持ちが前向きになる言葉
名言や前向きになる言葉はたくさんありますよね。
その中でおすすめの言葉はこちらです。
1.大好きな勝間和代さんの言葉「0.2%の改善」 。
これはどういうことかと言うと、毎日目指す改善は、0.2%で良いということです。
0.2%なら、できそうと思いませんか。
他の人と比べるのではなく、「昨日の自分」と比べて0.2%改善していれば十分だということです。
この言葉はすごく気持ちを楽にしてくれました。
例えば仕事でミスをしてしまったり、恋愛が思うようにいかなかったり、家が片付かなかったり、落ち込む原因は、色々あると思います。
でも、ほんの少しだけ昨日よりできたことや学んだことがあれば、昨日の自分より0.2%成長してるということです。
ミスしてしまっても、そのミスから学べたとか、少しだけ昨日より他の人に親切にできたとか、他の人と比べるのではなく、昨日の自分と比べて少しでも成長があればいいと思うと楽になりますよね。
この0.2%ですが複利で計算すると、すごい数になります。
「私がよく言っている、0.2%の改善。
これはなにかというと、1日0.2%ずつ改善を続けると、365日の複利で、1年になんと約200パーセントになってしまう、というものです。
1年で200パーセントなら、2年で400パーセント、3年で800パーセント、これが専門性の正体です。」
出典:Katsumaweb
毎日0.2%ずつ改善できると思うと、年齢を重ねるのも「老化」ではなく、「進化」と考えられますね。
2.五味太郎さんの「心は乱れて当たり前。常に揺れ動いて変わる。不安定だからこそよく考える。」
たまたまネットで、五味太郎さんのインタビュー記事を読みましたそこで五味太郎さんが下のような言葉を言っていました。
心っていう漢字って、パラパラしてていいと思わない? 先人の感性はキュートだな。
心は乱れて当たり前。常に揺れ動いて変わる。不安定だからこそよく考える。
逆に、「揺るぎない考え方」って死んでるってことじゃないかな。
出典:withnews
以前は、「どうして自分はこんなにくよくよ悩むんだろう」
「この歳になって、まだ自分のやりたいことは何だろう、なんて悩む自分は今まで何をしてきたんだろう」など思うときがありました。
朝起きて、余計な事に悩まずに、目標に向かって迷いなく1日生活できればいいのにと思ったりしていました。
でも五味太郎さんの言葉を読んで、「そうか心は乱れて当たり前なんだ。不安定だから考えられるんだ、それが人間なんだ。。」とこの歳になってようやく気づかされました。
色々悩むのは自然なことなんだし、悩んだり考えたりするから人間なんだ、と感じ、すごく気持ちが楽になりました。
3.今日が一番若い日
これは、年を重ねても挑戦している年配の方の言葉だったと思います。
確かに今日が一番若い日ですよね。そう思うと、色々先延ばしせずにやってみようという気持ちになります。
4.生きてるだけで丸儲け
さんまさんの有名な言葉ですね。
さんまさんがおっしゃる通り、自分が今生きてるということ自体が、実は奇跡的なことですよね。
生きているから、美味しいものを食べたり、素敵な音楽を聴けたり、いろんなことができますよね。
生きていれば、時間が解決してくれることってありますね。
5.もし今日が人生最後の日だったら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか
スティーブ・ジョブズのスピーチの言葉です。
明日も自分が生きている保証はどこにもないですよね。
そう思うと、くよくよしたり迷ってる時間がもったいない、人生を楽しもうという気持ちになります。
2.気持ちが前向きになれる習慣
気持ちが前向きになれる習慣も色々ありますが、自分が実践して効果が高いなと思ったもの5つです。
1.毎朝少しでも自分と向き合う時間を作って、ノートにメモをとる
YouTuber のマコなり社長もおすすめしていましたが、気持ちがモヤモヤしたときはとにかくメモを書くのをお勧めします。
頭の中で考えているだけだと、モヤモヤはずっとモヤモヤのままですし、自分がどうして気持ちが落ち込んでいるのかが、はっきり分かりにくいです。
でも、ノートにどんな書き方でもいいので、思いついた順に書いていくと、少しずつ自分の気持ちが整理されていきます。
私は、何かモヤモヤするなと思った時には、ノートに手書きで気持ちを吐き出すようにしています。一旦モヤモヤを書き出すと、モヤモヤをどうしようか、という次のステップが考えやすいです。
これを実施するのは、できるだけ頭がすっきりしている朝の時間をお勧めします。
2.できたこと、ありがたいことについてノートに書く
上のモヤモヤを書き出すというのと近いですが、モヤモヤに加えて、次の二つを書くのもお勧めします。
①感謝したいこと。ありがたいと感じていること。
②できたこと(すごく簡単なことでいい)
①感謝したいこと。ありがたいと感じていること。
自分がありがたいなあと思うことや、恵まれてるなと思うことを書き出すと実はたくさんあると思います。
ありがたいなと感じることを書く習慣をつけていくと、「自分の持っていないもの」から「自分が既に持っているもの」へ少しずつ気持ちが変わっていきます。
感謝を書き出すワークの効果は、いろいろな本などでも書かれています。
例えば、Yale大学で一番人気のコースと言われている「The Science of Well-Being」の中の課題にもあります。(このコースは、Courseraというサイトから学べます。)
Coursera: https://www.coursera.org/
日本だと当たり前になっている、住む家があること、毎日食べ物があることも、ありがたいことだなと気がつきます。
②できたこと(すごく簡単なことでいい)
できたことを書くのもお勧めです。「できたことノート」という本とノートがあり、購入して書いてみました。
ルールは簡単で、三つだけちょっとした「できたこと」を書くということです。
つい人はできなかった事の方に目がいってしまいますが、できたことに目を向けると、毎日の自分の積み重ねが自信になっていくようです。
3.ネガティブなニュースなどから遠ざかる
前向きな気持ちになるコツは、1日のうち前向きな気持ち(ポジティビティ)を感じる割合を増やすということです。
ニュースなどはネガティブな情報をあえて多く発信しているので、特に朝の時間はそのようなニュースを見る時間を失くしたり、減らすと良いです。
4.誰かに親切なことをする
心理学の研究からわかっていることですが、誰かに親切なことをすると、オキシトシンという幸せを感じるホルモンが脳から出ます。
周りの人に親切なことをする習慣があると、幸せな気持ちを感じやすくなります。
5. 早寝早起き
小さい頃から言われている基本的なルールですが、やはりすごく大事だなと思います。
私は、ずっと夜型の生活だったのですが、子供と一緒に寝るようになってから朝型に変わりました。
そうしたところ、夜型だった時との毎日の満足度が全然違いました。
すっきりした頭で自分との時間がとれますし、早起きできた自分に自信がつきます。
また、朝だと同じ事に対しても前向きに考えやすいです。
3.まとめ
色々な本を読んだり、ネットで情報を得る中で、おすすめの前向きになる言葉と習慣についてご紹介しました。
落ち込んだり悩んだりするから人間としての魅力が増すのだと思いますし、無理して前向きな気持ちになったりせず、思いっきり落ち込んだりする時間も必要ですよね。
少しでも参考になりましたら嬉しいです。
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